ミラーレス一眼カメラの中で、小型軽量でありながらフルサイズセンサーを積んだα7シリーズ。
今では自分のメインカメラとなっており、夏の天の川撮影では大活躍してくれました。
そんな愛機α7Ⅱですが、致命的な欠点があります。
それは、全てのミラーレス一眼カメラにも言える「電池の減りが早い」と言う事。
これは撮影を行う上で本当に大問題です。
特に屋外で撮影を行っている際に、電池が切れては撮影自体ができなくなります。
そこで我々ユーザーはあらゆる対策を行っている訳です。
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・予備バッテリーを複数持ち歩く。
勿論これは自分も行っており、純正品を3個も持っています。
実際に街歩きなどの撮影ではこれで困ることはありませんね。
細々した荷物が増えるのと、純正バッテリーは高いのが欠点ですね。
交換性のある他社製は動作不安定なのでおすすめできません。
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・バッテリーグリップを使う。
これも自分は購入しました。
しかし、バッテリーは二個しか入りません。
さらに、これを装着すると電源offでもACアダプターから給電ができなくなります。
非常に不便でなりません。
また、望遠レンズを振り回すわけではないので、実際あまり使っていません。
純正バッテリーがこちら(´・ω・`)
・電池の持ちの良い機種に乗り換える。
これはとりあえず論外としてヽ(*´∀`)ノ笑。
・モバイルバッテリーから給電を行う。
これが今回の記事のメインです。
今やスマートフォンやタブレット端末を持ち歩くのが当たり前の時代。
ポケモンGOも流行り、モバイルバッテリーの需要はとても上がりました。
店頭やインターネットを覗くと、各社から安いモバイルバッテリーが数多く出ています。
では、高額な純正バッテリーを使わず、カメラをモバイルバッテリーで動かせないか。
そう考えα7ⅡにACアダプターとモバイルバッテリーを繋ぐと、給電はできるが撮影できない!?
なんでやねん。
ソニーさんどうにかしてくれやヽ(;▽;)ノ
よくよく調べるとα7RⅡやα7SⅡはモバイルバッテリー給電中の撮影ができるそうです。
えっ、羨ましい。
ですが、定価40万円もするカメラをそうそう買えるはずがありません。
そんな中、インターネットを見ていると、素晴らしい商品を見つけました。
それが「CASE RELAY USB外部電源供給器 CRUPS110S」と言う商品です。
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これに、各デジタル一眼に対応したバッテリー型のアダプターも買います。
ちなみにソニーEマウント用がCASE RELAY DCカプラー CRCFW50。
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これを使用する事で、モバイルバッテリー内の電池が消えるまで撮影する事ができます。
すごい話ですね\(◎o◎)/!
そしてこの商品が最も活躍されるのが、三脚を使用し星空などをインターバル撮影する時です。
タイムラプス動画を撮影するのに、これを使わない手はありませんでした。
という事で、夏の天の川撮影に向けて購入した訳です。
軽いですが、荷物としては嵩張る大きさですね。
右上がモバイルバッテリーのダンボーバッテリーです。
右下がEマウント接続用のアダプターCASE RELAY DCカプラー CRCFW50。
そして真ん中に見える黒い四角いのがCASE RELAY USB外部電源供給器 CRUPS110S。
アダプター同士を繋いで行きます。
モバイルバッテリーのダンボー君にも接続。
そしてEマウント用のアダプターなので電池の形状が一緒。
普段純正バッテリーを入れるように挿入します。
驚いたのが、カメラの電池入れの蓋に、しっかりコードが出るように加工がされています。
電源を入れると、しっかり撮影が行えます。
最初に電源を入れたときは本当に驚きました。
ソニーさんがこのような商品を出さないのが不思議ですね。。。
では、実際に8月に使用し、撮影した天の川の様子を載せたいと思います。
α7Ⅱ+LA-EA3+SAL1635Zです。右下に黒いコードが繋がり、
CASE RELAY DCカプラー CRCFW50 + CASE RELAY USB外部電源供給器 CRUPS110Sです。
背面モニターを見ると、しっかりタイムラプスアプリが起動しているのがわかります。
2016年で一二を争う素晴らしい天の川が撮れた日でした。
勿論動作は問題なく行えていました。
タイムラプスも撮ったのですが、しっかり編集していないので適当です(´Д`;)ヾ。
この商品は他メーカー用の電池アダプターを揃えれば、様々なカメラで使用できる事です。
そうそう。
α7Ⅲがもし発売されたら直接モバイルバッテリーから給電ができるようになると思います。
販売価格がどうなるかはわからないですけどね。
使用頻度は少ないですが、自分にとっては貴重なアイテムとなりました。
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