「α9」が海外発表-ソニーEマウント最上位カメラが登場

こんにちは。
ソニーαユーザーが待ちに待った日がやって来ました。それは、
いつかは出ると噂されていた「α9」と言う名称のカメラが海外発表されたのです。
ソニーはAマウントのフラグシップに「9」と言う数字を採用しています。
α900やα99Ⅱがそれに該当しますね。
しかし、Eマウントの最上位カメラは現在「α7RⅡ」と「7」どまりです。
つまり、いつかは「α9」の名を持った最上位Eマウントカメラが出ると予想がついた訳です。

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【α9の詳細とスペックはいかに!?】
さあ現在わかっているその記事を見てみましょう。
・欧州ソニーは19日(現地時間)、積層型の2,400万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載した
 ミラーレス一眼カメラ「α9」を発表した。
・米国や欧州では6月に発売予定で、価格は米国で4,500ドル、欧州で5,300ユーロ。
・Eマウント採用のプロフェッショナル向けαシリーズ新機種
・高感度/低ノイズの2,420万画素35mmフルサイズExmor RSセンサー
・画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載
・最高ISO51200、ISO 204800(拡張時)の高感度撮影が可能
・ブラックアウト無く、毎秒20コマで連写可能で、RAWは241枚まで、JPEGは362枚まで対応
・シャッター速度1/32,000秒までの無振動の撮影
・Ethernetを用いた高ファイル転送や、デュアルSDカードスロット
・5軸手振れ補正搭載
・ドライブモードとフォーカスモード用の独立ダイヤルを搭載
・「AF ON」 ボタンを新設し、ボタンを押すことで写真撮影・動画撮影時に
 オートフォーカスを利用可能にする
・2.2倍の容量を持つ大型の新バッテリ「NP-FZ100」を採用し撮影時間を延長
・EVFは、368万画素の有機EL「Quad-VGA OLED Tru-Finder」に一新
 色表現応力の向上や遅延の抑制を図る
・4Kビデオ撮影に対応し、6K信号から4K映像を生成する事で、
 精細感や奥行きある映像を撮影可能
・フルHD/120fpsの100Mbps撮影に対応
「ソニー過去最高で、最も先進的なデジタルカメラ」としている。

【私の感想】
スペックだけ見ると、まさに自分が理想としているカメラです。
①画素数がα7Ⅱと同じ2,400万画素。
 今のところ自分はα7RⅡ程の高画素はいりません。
 実はこれがα7RⅡへ乗り換えない理由でもあります。
 データが多くなりすぎて困りますからね。
②高感度画質に期待ができる
 そして画素数据え置きと言う事は、α7RⅡよりはるかに高感度画質が高いと予想できます。
 2,400万画素は使いやすく、これで高感度が強ければ星景写真が非常に撮りやすくなります。
③連写性能が秒間20コマ!?
 これ、Eマウントに期待はしていませんでしたが、カワセミを撮るならいいですね。
④電池の容量が約2倍!?
 ついにEマウントが電池を新規開発しました。NEX時代から長く使われてきた電池。
 これは賛否両論ありますが、電池のもちが長くなる事に問題はないですからね。
 過去の物と併用できない分、動画を含めた実際の撮影時間での減り方が気になりますね。
 また、専用バッテリーグリップでかなり長時間の撮影が期待できそうですね。
⑤メモリーカードのダブルスロット採用。
 自分はワンスロットのカメラしか使った事がありません。
 RAWとjpegで撮影するので、これは非常に便利で欲しいところです。
・その他:
あとは新規ボタンが搭載されたり、EVFが進化していますが、これはまあなくてもいいです。
ざっとこんな感じです。自分は前から、
高画素化はいらないからニコン・キヤノンのフラグシップの様な連写機を出して欲しい。
ずっとそう思っていました。
ただ、「α9」の名称を持ったカメラが高画素カメラでなかった事に非常に驚きです。
では、実際に購入候補に入るのか!?
これは残念ですが、勿論候補外です。価格をご覧下さい。
α7RⅡの騒ぎではありません。日本円で50万円を超える可能性が大きいです。
自分の考えでは、連写性能は化物であり、このクラスでは世界トップです。
しかし、その他はα7Ⅱの正常進化(とは言っても二世代分かも)な印象。
単純に電池を再開発し、裏面照射型にし、EVFもα6500よりもいい物。
世界初メモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサー搭載とありますが、
この利点は高速処理だけなんでしょうかね。
そう考えると、30万円くらいが理想かな!?と感じます。

【最後に】
今回のα9の画素数が自分の持っているα7Ⅱと同じ事が逆にショックです。
なぜなら「では逆にα7Ⅲはどこへ行った!?」と言う考えに至るからです。
この後にソニーが、スペックだけを削った同画素のα7Ⅲを出すとは思えません。
そう考えると、無印のα7やα7Ⅱのような、低価格バランス型カメラはもう出ない!?
25万円ほどで正常進化したα7Ⅲを待っていた自分にとっては、残念なニュースでした。
これならα7RⅡやα99Ⅱの方がはるかに安く見えますね。

【関連動画】


この動画を見ると、α7RⅡとは対極にあるスポーツカメラですね。

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この記事へのコメント

  • 全域をカバーする位相差AFが追従して秒20コマって考えると恐ろしく化物ですしプロ向けカメラとしてcanonやnikonと比べたら値段も妥当だと思います。
    あと裏面照射ではなくて積層型ですよ!
    2017年04月22日 01:18
  • うっち~氏

    コメントありがとうございます。
    ミラーレス一眼でこのスペックは、まさにモンスターですね。
    プロ向けで50万円と考えると確かに安いです。
    連写等のスペックダウンはしてもいいので、同じ画質の得られる
    α7Ⅲが欲しいところですね。

    積層型はハイスピード化を実現させたセンサーですね。
    ホームページには、高感度に有利な裏面照射型に加え、
    とちゃんと書いてありますよ。
    2017年04月25日 13:32