α7Ⅱで星空撮影「神奈川県の星空-真鶴・三ツ石海岸の星景写真」

こんばんは。
2017年11月18日(土)~19日(日)にかけて、星景写真の撮影に行ってきました。
α7Ⅱを持ち出し本格的に星空を撮影したのは、5月の南伊豆以来になります。
それでは早速行きましょう。

【場所は神奈川県真鶴半島最南端の真鶴の三ツ石海岸】
365日シフト制の職場に勤める自分。
例によって、月の出ない土日に希望を出しました。それが18~19日。
この時期は夏の天の川は見られない為、冬の天の川を狙う事になります。
そして折角ならと、実家長野の家族、関東に勤める弟と家族旅行を兼ねてと言う事に。
最初は南伊豆や初の西伊豆を検討していたのですが、あまりに遠いです。
どこかいい場所はないかと考えていると、ある場所を思い出しました。
それが神奈川県にある真鶴半島です。
関東在住で星空を見るには、標高の高い山か、半島の最南端に行く必要があります。
南房総、三浦半島、伊豆半島は全て行きました。
そして一度も行った事がない場所が、真鶴半島です。
では、真鶴半島はどこにあるのでしょうか。。。
[ここに地図が表示されます]

それがこちら。ん!?よく分かりづらいですよね!?
神奈川県の小田原近く、東から西へ向かい伊豆半島を南下する途中に小さな半島があります。
これが真鶴半島です。東には横浜、西には熱海があり、星空撮影には向くのか…。
[ここに地図が表示されます]

地図を拡大してみました。この真鶴海岸の先端に三ツ石海岸があります。

【宿を決めて星景写真の計画を立てる】

理想は車を近くに停めて車中泊で一晩中撮影を行う方法。
しかし、自分は先天性の視覚障害があり、車の免許を取得できません。
そのため、野宿をする必要があります。
去年の夏には何度か行いましたが、この時期から寒くてダメそうです。
そうなると、撮影場所に徒歩で行ける宿が必要になります。
そこで見つけたのがこちら。
・海辺の宿-碧い海
最高の宿でしたが、三ツ石海岸までは徒歩30分でしたヽ(;▽;)ノ。
まあ若いから大丈夫。
ただ星空を撮影しても面白くありません。
やはり冬の星座であるオリオン座を中心に冬の天の川を撮影したいですね。
ちょうど三ツ石の上に来るのが22時頃。
ここからが問題。実は三ツ石海岸は日の出も有名なポイント。
22時から朝までいるのはさすがに過酷。でも30分の道のり二往復も過酷。
調べで雲が完全になくなるのは深夜2時だったため、結局深夜3時から日の出まで
ぶっ通しで撮影する事に決めました。
まあこれで、2時半過ぎまで寝られるわけですし、いいとしましょう。
そうそう、秋深まり天候は比較的良かったです。
次は撮影機材の話になります。

【半年ぶりの星景写真撮影に持って行く機材は!?】

最近はインターバル撮影とタイムラプス動画にはまっており、
実はこのために、長時間撮影の現地に張り込む事が多くなりました。
特に星景写真は露光時間が必要な為、一つのタイムラプス動画に
3時間は必要です。と言う事で、二台体制で撮影にのぞみました。
・α7Ⅱ+SAMYANG-14mmf2.8
・RX100М3
これで14mmf2.8と24mmf1.8の2スペックで星景写真の撮影ができます。
これを三脚一台で済むよう、専用のアクセサリーも購入。

LPL 雲台 ボールヘッドBH-20 L14942
RX100М3は小さなコンデジであり、α7Ⅱの上でも何とか固定できました。
あとは結露防止ヒーターや外部給電装置、モバイルバッテリーなどを持参。
その他ホッカイロ・防寒具・ヘッドライトは必ずいります。

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【神奈川県の星空スポット-真鶴の三ツ石海岸星景写真】
11月19日深夜3時に撮影を開始。
オリオン座は西へ移動し、伊豆半島の光害が広がる上へ移動していました。
自分以外の撮影者は一人もおらず、釣り人はひと組かな。
予定では5時半に星が見えなくなり、6時20分日の出となります。
日の出の写真は別の記事で載せます。ではご覧下さい。
DSC01230.jpg
こちらがα7Ⅱ+LA-EA3+Aマウント用SAMYANG-14mmf2.8で撮影した物です。
絞り開放であり、周辺減光が目立ちますね。あと無限遠がちょっと失敗!?
GPV予報通り、南東方向、三ツ石上には雲がたくさんあります。
写真右上にはオリオン座、真ん中の雲の上には斜め右上がりの冬の天の川が見えます。
水の中に見える青い光、これが釣り人のヘッドライトです。釣りというより磯採集!?
インターバル撮影は画角が固定されるので、初めは別の構図も撮影します。
DSC01234.jpg
こちらが西方向、伊豆半島の根元方向を撮影した写真。
熱海あたりの光害が強いですが、星ははっきり見え、これはこれでいいですね。
この構図でインターバル撮影もいいですが、やっぱり三ツ石を入れないと。
と言う事で…。
DSC01258.jpg
結局こちらの構図でインターバル撮影を行いました。
天気予想通り、三ツ石の上の雲がはけてきています。
勿論、カメラアプリ-タイムラプスです。このアプリ、最新機種にはないみたいですね。
ここから空が明るくなるまで周囲を歩いたり寝転んだりして過ごしました。
ダウンジャケットやネックウォーマー、超極暖ヒートテックなどまとっていたのですが、
それでも寒かったです。防寒対策も考えないといけませんね。

【撮影を終えて】

DSC00844.jpg
こちらがRX100M3で撮影した写真。こちらもピント調節に失敗しました。
ついつい焦ってしまうのですが、これでは台無し。次回の課題ですね。
この後日の出を目的に、ぶっ通しで朝景写真の撮影に入ります。
この三ツ石海岸、駐車場からもけっこう歩くので、注意が必要です。
ちなみに、三脚はいくらでも並べられます。
・α7Ⅱで星空撮影「神奈川県の星空-真鶴・三ツ石海岸の星景写真」
・α7Ⅱで朝景撮影「神奈川県の朝景-真鶴・三ツ石海岸の朝景写真」
   

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