前回の記事の続き、αで撮る「大波月海岸に昇る天の川」と言うタイトルで書いていきます。
今年は3月までかなり順調に星景写真の撮影が行えています。
1月中旬は富士五湖山中湖でオリオン座の撮影。
2月中旬は神磯の鳥居、下旬は外房海岸。
3月中旬は中央アルプス千畳敷カール。
そして今回紹介する3月下旬が、千葉県外房にある大波月海岸になります。
ちなみに、4月のハワイ島-マウナケアで撮る天の川は天候悪化で失敗に終わりました。
景勝地である大波月海岸は物凄い有名になってしまったので、詳細は省きます。
旅の様子は前回の記事に載せてあるのでご覧下さい。
・αで撮る「千葉県外房-御宿と大波月海岸の旅」
お寿司屋さんから帰って、カップラーメンでお腹を満たしたら、さっとお風呂を済ませます。
その後仮眠をとりました。
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【仮眠後の深夜に大波月海岸へ向かう】
天の川が昇り始めるのがだいたい深夜2時頃。
今回の撮影地は物凄い混雑すると予想した為、1時くらいに向かいました。
3月はまだ寒いため、フル装備です。とはいえ、先日の千畳敷カールを経験していたため余裕。
ペンションを出発しヘッドライトを使いながら、20分程歩いた山道。
後ろから車が来たので、こちらもヘッドライトでアピールしました。
引かれたら困りますからね。
その直後、車が自分の横で停まりました。
「すみません、大波月海岸はどこでしょうか!?」
そうです。天の川が昇るにはまだ早いこの時間でも、同じことを考えている人が沢山いるのです。
自分は言いました。「自分は下見をしたので分かりますよ。この先です。」
すると向こうから、「よかったら車で送りますので案内してもらえますか!?」
ラッキーと思いましたが、実はもう50mもなかったのです。
でもお言葉に甘えて乗せてもらいました。
駐車場に到着すると、既に来ている方も。その方は駐車場で待機していました。
声をかけると、天の川が昇るまでにはまだ早いから…。との事。
なるほど、じぶんならさっさと三脚を立てて場所取りをしたいので向かっちゃうのに。
と言う事で、先ほど車で同行した方と、泥濘んだ道を進み大波月海岸まで行きました。
到着すると、すでに2人ほどが撮影を始めていました。
狙っていたポイントは誰もいなかったので、例によって三脚三台をセットし、撮影を始めました。
α7Ⅱ+サムヤン14mmf2.8とα7SⅡ+SAL1635Zと、DSC-RX100M3です。
α7Ⅱは基本的にカメラアプリ-タイムラプスを起動し放置です。
DSC-RX100M3も同様です。
高感度に強いα7SⅡのみ、ズームレンズSAL1635Z+ソフトフィルターで遊びまくります。
さあ念願だった千葉県外房、大波月海岸で撮る天の川です。
【αで撮る大波月海岸に昇る天の川】
まずはα7SⅡ+SAL1635Zで画角を変えながら撮影した写真を紹介します。
24mmで撮影。ソフトフィルターなし。
24mmで撮影。ソフトフィルターあり。
肉眼でもはっきりと天の川が見えます。まだ低いため、思いっきり寄って撮影しましょう。
35mm.iso10000。ソフトフィルターなし。
35mm.iso10000。ソフトフィルターあり。
この写真好きですなー。
もちろん広角も忘れずに撮っています。
16mm。ソフトフィルターなし。
だいぶ昇った頃に、天の川だけを35mmで撮影しました。
35mm.iso10000。ソフトフィルターなし。
35mm.iso10000。ソフトフィルターあり。
そして夜明けへ。
16mm。ソフトフィルターなし。
【サムヤン14mmf2.8で撮影した大波月海岸に昇る天の川】
超広角14mmで撮影した三枚の写真を並べて載せました。
水平線が明るくなった様子と天の川のコラボも、この時期ならではで、2月3月が狙い目です。
【撮影を終えて】
いかがだったでしょうか。
今回の撮影地は人が物凄い多いことと、干潮満潮に左右される事を心配していました。
確かに人はかなり多かったですが、異常な程早く行動していた為、問題ありませんでした。
一応長靴を持参し履いていたため、この後の朝景写真撮影で砂浜歩きに役に立ちました。
それなりに準備して満足した写真が撮れたので、とりあえずここはもういいかな。
もし次に来るとしたら、オリオン座が昇る星景写真とか、冬至に近い時期の日の出撮影ですね。
次回の記事では、朝景写真の様子をさっと載せますね。
・αで撮る「千葉県外房-御宿と大波月海岸の旅」
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